470級レポート

 

お疲れ様です、中島/生地ペアとしては、コメディカルレース470級優勝(1-3-1)、西医体本レース470級優勝(4-2-3-2-6-4-7-2-2-1)を果たしました。この1年間と今回のレースを振り返りたいと思います。
たてまえとしては、現在和医大の470級に5回生がおらず、生地みづ穗は僕と組むことになったわけですが、正直みづ穗ちゃんのセーリング動作にはペアを組む前から目をみはるものがありました、それはわかっていたし、モチベーションも十分あるこの子と組みたいと思ったわけです。僕らの最初の目標としては、秋のOB戦までに、西宮の西医体時点での中島/岸本ペアのレベルまでもっていくというものでした。ぼくと、かほちゃんが2年かけて作ってきたものを、1ヶ月半でみづ穗ちゃんと作り直す。これは大変そうに思えますが、練習のポイントを強く意識し、足りないところを埋める、これに集中して取り組むことで案外可能なことでした。ヨットを年々続けてきたことで、すばやく上達していくコツをものにしていたようです。
そこからさらに、主に取り組んだのが、走りの精度とコース引き。走りに関しては、眼と感性を磨き、和大との練習で自信をつけました。圧倒的に足りていない自覚のあったコース引きに関しては、コツコツと取り組み、残り2ヶ月でメキメキと成長しました、多くのレースを経験することで、頭と身体にそのパターンを刻み込みました。
西医体の本レースでは、艇速にアドバンテージがあること、最終日のレースを後輩に譲るためカットレースを作れないこと、これらを考慮し、リスクを取らないスタートから、艇速と外さないコース引きで前に出ることを意識しました。本レース2日目(第8レース終了時の合計ポイント)では470級トップに立ち、そのまま最終日の第9レースの2位、第10レースのトップフィニッシュでクラス優勝を確定させました。風域について、オーバーコンディションは得意であるものの、やはりペア体重で限界があるため、耐えて凌ぐ、4位以下に点数を抑えることを意識しました、中風からフルコンディションでは落ち着いて、2位以上を量産するイメージでした。一発レッドカード系であるプロテストや沈、マークタッチには十分に気をつけました。
帰ってきて2日がたちますが、バーンアウトというか、イマイチ実感が湧かないというか、おかしな気持ちです。第10レースは天候、風、展開、フィニッシュ、全てに恵まれ、最高の引退レースであったことに間違いありません。
自身の6年間や部活の軌跡を振り返り、引退生として後輩へ言葉を贈るなど、バーンアウト中の僕にはあまりに重く、胸がいっぱいで、いまはまだ無理なようです。笑
また気持ちを整理してから書きたいと思います。淡々とした内容になってしまいましたが、今日はこのへんで、久々の投稿とさせて頂きます。この後はだれが書いてくれるでしょうか。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
470級スキッパー 中島悠