気象の基礎知識

気象の基礎知識について書きます

・高気圧と低気圧
周囲より気圧が高くなっているところを高気圧、低くなっているところを低気圧という。
地球の自転による影響で、
高気圧からは時計回りに風が吹き出し、低気圧には反時計回りに風が吹き込む。
また、高気圧付近は晴天になり、低気圧には雲が集まり曇天となる。
日本付近の上空には偏西風が吹いているため、低気圧や高気圧は西から東へ移動し、それにしたがって天候も西から徐々に変化している。

・等圧線と風向、等圧線の間隔と風速
気圧の等しいところを結んだ等圧線を境にして、風は気圧の高い方から低い方に向かって吹く。
この場合、地球の自転による影響で等圧線に対して斜めに吹く。

等圧線の間隔が広いところでは風が弱く、狭いところでは風は強くなる。
また、高気圧の中心付近は間隔がひろく低気圧の中心付近では狭い傾向がある。

・天気図の記号
風力の段階は0〜12まであり、
記号の羽根の本数で風力は表される。

・前線の種類
非常に大きな空気の塊同士がぶつかり合っている場所のことを前線という。南からの暖かい空気(暖気団)と北からの冷たい空気(寒気団)が近付いて、その間に前線ができる。やがて、寒気団、暖気団それぞれ強い場所ができ、温暖前線と寒冷前線になる。
この寒冷前線と温暖前線との継ぎ目が低気圧の中心になる。
温暖前線の場合、暖気は寒気の上に斜めに這い上がる形となる。暖気はゆるやかにはいあがり、雨の区域が広いことが特徴。
寒冷前線の場合、寒気が暖気の下に潜り込むような形となり、暖気が急におしあげられるため、雨の区域が狭くなる。その代わりに天候が急変する。


一回生曲谷

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    田辺 (木曜日, 02 7月 2015 22:25)

    まーちゃんありがとう。
    天気は基本的なことを知った上でも予想するのが難しいです。いまだに天気はわかりません。
    けど、例えばその日の天気図をみて予想したり、練習したあとにはその日の天気、雲の様子をメモしておくことで、全く同じ日なんてこないけど、似た日とか、同じような天気の日とかに今までの経験とか生かせたらいいのかなと思います。やっぱ曇ってる日はしっかりと気温が上がりきらずに海風と陸風の転換がしっかりと入らなかったり、風がふれやすかったりとか、前線が来てる日に風向きが一気に変わったり、大きな高気圧が北から近づいてきてる日とかは、やっぱり気圧配置どおりの北風が強くなったり…
    天気をしった上で、結局風を予想できるか、がレースでは大事になると思うんだけどその辺はまだまだです。
    また一緒に予想して、結果どうなったかとか考えていこ~(^^)/

  • #2

    まりお (木曜日, 02 7月 2015 23:14)

    和医大とても天気弱いです。
    これを期に、開拓していって欲しいです。
    スナイプ陣のほうが全然わかってるんじゃないかな。

    わかりやすく書いてくれてありがとう。