第一回西宮ポイントレース

こんにちは、3回生スナイプクルー田辺です。

忘れないうちに昨日と一昨日のレースの反省について書きます。今回はじめてスキッパーとしてもでたのですが、主にクルーでの反省点を書こうと思います。

 

今回のレースは二日とも三レース消化できる、コンディションのよい大会だったと思います。一日目は曇りで天気があまりよくなく、よく振れる海面であると同時に真ん中デッキから、ブローに入ってふたりともフルハイクオーバーパワーまでいくようなレースまでありました。

二日目は晴れていて天気もよく、午前中はほとんど風がなく陸上で待機していましたが、午後はかなり安定しており、3レースともマーク設置は一度も変わらず南西の風でした。

 

反省は正直いくらでもあるのですが、特に目立つ反省をかきます。

・スタートはそこそこよかった。あれだけ艇数がいたら攻めていかないととことんつぶされてスタートから第二陣とかででてしまうことになると思って、普段はスキッパーに指示されるままにジブをいじっていたが、今回は自分がラインに足りないと思ったら勝手にいれたり、ぬいたりして調節したらリコールなしてほとんどのスタートはスタート直後につぶされたりタックを余儀なくされることはなかった。スキッパーがアウターが見にくいことがあるみたいだから、クルーがしっかり高さを調節するのもありだと思った。

・競った艇に勝てるような走りができてきた

・スキッパーに対する情報量が遅いのに多い

  ↑これは今回一番の反省かもしれない。とくに今回ポートアプローチを意識していて、上マークまでの順位はそんなに悪くなくても、すでに壁ができているレイラインに入る隙間をみつけるのに一苦労。やっと見つけた隙間にたいして、スキッパーに「**大学さんと○○大学さんの間にはいれるから**大学さんの後ろとおって、○○大学さんの前にはいろう!」って声をかけたら、うまく伝わらず○○大学の直前でタックしてもちろん減速して最後無理やりのぼらしてマークタッチ。あとから聞いたら、○○大学って書かれた船が近くにほかにもいたからどれのこといってるかわからないし、文章がいちいち長くて、しかも直前だから余計わからないといわれました。ほかにも、ミートしそうな艇、前を切れるてい、後ろを通る艇、などいちいちいう必要がない情報も混ざってるということなので、その辺、いる情報といらない情報をしっかり取捨選択して、簡潔に情報の報告ができるようにしたいと思う。

・攻める姿勢にこだわってしまい、根本的な、風のシフトを使ったコースを引けなかった。今回上から、下の艇にべた付けしてねばって、一艇しっかりおとしたり、リーバウうって相手をおとしたり、そーゆータックを何回かする場面が多かったが、それはただ単に1艇を落とす、だけで終わってしまって、それをする本来の目的(たとえば自分が右海面がのびることがわかっていて。相手を右にいかせたくないから相手をかみからつぶしてタックさせたりとか)があいまいになってしまっていた。というのも、今回の西宮の海面は前面にブローがはいってることがおおくて(二日目のレース)、あまりブローの差がある感じではなく、右海面の一部では確かに陸のヘッダーが入る部分があったくらいだったきがしたので、いまいちこっちにいきたいっていうのを強くもってなかったせいもあると思う。レースを終わってから思ったのは、47や、自分より先行してるスナイプの動きはもちろん、もっと、自分とスタートが同じくらいで反対に行った艇や、一回途中でミートしかけた同じ高さの艇の伸び方をみて、もしも一回前をきったはずの艇がつぎ会うときに伸びていたら、それにきづいたときにその情報をいかせてなかったなって思った。

・自分がどの艇団と戦っているかの意識

 →スタート後しばらくしばらく左にのばして、振り返って右に行った艇をみたときに反対側が伸びてる気がしてくそって思ったときに、その後どういう判断をとるか。あきらめて、けど左艇団のなかではしっかりいい順位で上マークまで達するようにするか、まだまだ右にいく価値がある場所ならいち早く右にのばすか、その判断がまだまだあまい

 

今回マークタッチ、その他マーク回航でルームを十分にくれてないと講義されたりで、計5回ほどくるくるまわりとても悔しかったけど、今までのレースではじめてしっかりまともなレースができたほうだと思うので、悪いところはなおして、よかったところのイメージをしっかりもって再来週のレースに臨みたいと思います!

 

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コメント: 1
  • #1

    まりお (水曜日, 17 6月 2015 22:56)

    ポイントレースお疲れ様!
    すごい色んなことを学べたレースになったみたいだね!
    引き続きありぴーにはとても期待してます^^

    スキッパーとのコミュニケーションはとても大事だよね。
    全部をクルーが見ることは絶対無理なわけだから、あらかじめ打ち合わせして、
    きちんと分担作業できていることが大事だと思う。
    ポートで後ろ通るときは早めにスキッパーに報告すれば、スキッパーは必要な落とし角から、適切なトリムができると思うしね。

    コミュニケーションと分担作業では、例えば470では、下マーク回り終わるまでクルーはスピンしか見れてないから、回航後の周りの状況報告と即タックの判断だけスキッパー担当にしていました。細かいことだけど、そういうのも工夫なのかな。

    ありぴーの時の状況はわからないけど、後ろ通るにせよ、前を通るにせよ、微妙な操船が必要な時はクルーが判断するよりも、先に早めにスキッパーに見ていてもらう方が俺は吉だと思う。急に角度調節するよりもスキッパーが隙間を目がけてトリムしていくほうがいい時もあるんじゃないかな。
    難しいけどね。
    もしくはレイライン上が混戦になりそうなときは2タック前あたりからスキッパーに報告しておくとかかな?

    どちらにせよ、ゆういちがとっさの判断に困るということは、その分、クルーとして信頼されてるんだと思うぞ^^次も頑張ってください。