5/24(日) 生地

遅くなってしまいましたが5/24(日)の練習について書きたいと思います。
はるかさんと1日練習させてもらい、風は午前微風で下デッキだったのが午後にかけて強風フルハイクまであがりました。

クルーの基本である①動作②ヒール③まわり見るという3つに分けて振り返りたいと思います。この3つはレースに出る上で最低限できていなければいけないことで、この基本について再確認するとともに、次の段階のことも踏まえて書きたいと思います。
①動作
タック➡︎船の動き、すなわちヒールする→船まわる→ヒールする→おこすの流れは基本的にいつも同じ(セミトラピーズぐらいまで。フルハイクぐらいの風だとフラットをたもつ)。風の強弱によって船のまわるスピードが変わるので自分の移動のはやさを調節。船の動きは一定で自分の動き方を船に合わせる!を徹底する。ジブの張り替えも同じで船の動きにあわせる。
スピン➡︎はれないときは何らかの対処をすぐにする。例えばポールの高さとかヒールをつくって風はらますとか。はれない理由をすぐに考えて行動する。いかにはやく対処できるか。
アップ、ダウン、ポールのつけかえは自分の中でカウントして時間短縮をめざしている。レイライン上でポールをつけるときは必ずベアに間に合うようにする。無理ならきれいにベアすることが優先。きれいなかたちにすぐはるため、風に対する方向意識する。例えば、サイド向かってるときと下マークむかってるときではガイアップの量は違うし、またタイトなのかルーズなのかまであげる前に判断しておく。ダウンは3ストロークで降ろし船揺らさない。ダウンし終わって余裕があればシート整理しておく。スピンのシートが船の下にまわらないように!
リーチングでのスピン➡︎あらかじめアジャスター短めにしておく。ヒールを一定に保つ。トラピーズ使ってのヒールコントロールは課題。パワー抜けたときの対処として上らせる、クルーが中もどる、があるが上らせるのは角度に限界あるし走りがきつくなるので、クルーがしっかり戻ってヒールを調節しないといけない。
波への対処➡︎バウが跳ね上がる前におなかにテンションかけてバウをおさえる。
②ヒール
起こしすぎることが多い。少しヒールしたときにあせって大きい動作で起こしにいってしまうから。動きは小さく細かく!スタート前にヒールで艇速落ちるのは絶対よくない。ベアでヒールさせないように前もってトラピーズかけておき、ヒール起こす。スタートの瞬間に外にでるのではない。あらかじめでておいてフルスピードでスタートするという意識をもつ。
常にフラットなのではなく微風のときはヒールつくらないといけない。
③まわり見る
(他艇について)
絶対に見ないといけないポイントの例
•下からスタートしたとき、上の船のまえをタックしてきれるか
•リーバウタックしたあと、おさえた船がタックしないか
ラウンディングではスタボ、ポートどちらロングなのかを報告する。
他艇の押さえ方として相手艇と上マークの間にはいると風の振れによって大きくつめられることを防げる。
(風について)
レースで走る海面だけでなくマークの奥の海面もチェックして今後どう風がはいってくるのかを確認する。例えば右奥の方が風入りそうだったら、即ジャイする。

また下うけとリーバウタックの違いについて。
下うけ:ミートしそうなときや相手艇が自分の前を通りゲインを確定されそうなときタックして同じ海面を走ることで、その後ヘッダーなど振れによって距離をつめることができる。
リーバウタック:攻撃的に相手艇をつぶしにいく。相手艇をホープレスポジションにいれる距離でのタック
下うけは海面の有利、不利、風の振れがポイントであり、リーバウタックは攻撃である。

西医体まで残り2ヶ月ほどしかないので毎回の練習で見つかった課題はすぐに直せるようにしていかないといけないです。1年生からのいい刺激をもらいつつ、しっかり頑張りたいと思います!!

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コメント: 1
  • #1

    まりお (日曜日, 07 6月 2015 21:37)

    リーバウと下受けの違い、いいね!
    ただし、攻撃というかタックさせたい時に使う技だと覚えておくこと。
    リーバウするのか、後ろを通るのかをなるべく早くクルーが判断する癖をつけとくこと。
    が大事になるよね。

    リーチングはまだまだ改善できることがいっぱいあると思う。
    特にクルー。研究してスキッパーと協力して最速のリーチングを目指しましょう^^