4/22(水) 森崎

4/22(水)
29でスキッパー野田先輩とでました。予報では一日を通して平均3m/s MAX5m/sでしたが実際は10時から1時まではそのような風でしたがそこから少し落ちてその後スキッパークルーがフルハイクするほどまで上がりました。最近、どの予報をみても昼にはその予報よりも+3m/sくらち風が上がることが多いです。

まずリグの時に起きたことです。新艇のマストを29に立てて出るのは二回目でした。前回初めてリグした時はサイドステイをチェーンプレートの一番上につけてやっとサイドテンション18レーキ6550の値がでました。しかし二回目のこの日にはチェーンプレートの上から4つ目にサイドステイをつけられるようになりゆとりが生まれたものの前回と何が変わってこの違いが生まれたのか原因を見つけることができませんでした。今でもわからないのはモヤモヤしています。どこかが変わっているはずなのにそれに気づけていないので細かい変化に気づけるようにもっと目を配ります。


練習では主に動作を行いました。予報から風が弱かったのでミスを誤魔化せない風域での練習を集中して行おうと思ってました。マークを置いてそのマークを下マーク、上マークと見立てての樽周り。この日はタックジャイブラフベアの前後の艇速に気をつけて行いました。特にベアに関して加速を感じることがもともとなかったので注意をしていましたがやっぱり難しかったです。これは艇に対しての風向が前から後ろになるので感じにくいと思い風に左右されず艇自体の速さに注目すると前より感じることができました。後日、山本先輩にそれを話したら、「ベアよりラフの方が加速感じにくいでしょ?だってラフは角度あげるからね」って言われて確かにと思いました。

あと、ラフベアのときにジブを出し入れするのと同時にバングも調整しているのですがその加減が適当なのでネットに載っていた目安を今度試してみます。それ以外の動作に関してもジブの引き加減、ヒールアンヒールのかけ加減等を自分の中で確立するためにスキッパーにも確認をとりつつあやふやな分野を固めていきます。

・ベアでの加速
「上マーク回航におけるベアは本当は加速するのですが(一番速いアビームを経るため)、そこで失速してしまうと、加速した後ろの艇に一気に抜かれてしまいます。」

・ベアの時のバングの抜き加減
「上マーク回航。ジブシートをテルテールあわせつつ出してベアする。この時、もしバングがかかっているのなら、それも一緒にぬいていく(最終的にブームがガンネルと平行になる程度まで抜く)。基本はフラットだが、微風時はメインセイルを張るためにヒールさせ、強風時は、アンヒールさせてリーヘルムをつくる。ベアするにつれヒールが勝手にぬけていくので、クルーは中に入っていかなければならない。」


和大さんが練習にきていて9時から10時くらいの一時間でも乗れる時間があれば乗るという姿勢がありました。見習います。


次のブログ、水津先輩お願いします!

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コメント: 2
  • #1

    かほ (月曜日, 27 4月 2015 15:42)

    もりちゃん、更新ありがとう!
    ベアは次のスピンアップに意識が向きがちだけど、きれいなベアは本当に大事だと思います。上下の動作練だと、スピードを落とさず、しっかり角度を落として中に入ることで、上で競り合ってた艇を抜かせるし、失敗したら抜かされます。マーク回航は焦りがちな場面やけど、私も細かいトリムにもこだわって動作練がんばろうと思います(^-^)/

  • #2

    まりお (火曜日, 05 5月 2015 13:12)

    きれいなベアはスーパー大事だと思います。
    470では顕著ですが、競り合っている時の上マーク回航ほど
    その後のベアで抜かれたり抜けたりします。
    上サイド・サイド下で抜くのは難しいので、この機会を絶対見失わないように。

    風の予報は大事だね!
    去年書いていた和歌浦の風ノートがあるので、森ちゃんには引き継いで欲しいな。笑

    バングは最近俺の中でますますブームが来ています。
    上サイドの間に3回はいじっています。
    クルーがコントロールするスナイプでは要チェックだね!
    バングの研究もガンガン書いていって下さい。期待しています。