4/1.2.4練習 (野田)

今年の春休みは、スナイプは29のマストに続き、ランチャーポールが折れハプニング続きでしたね…終盤は新艇一艇の練習にはなりましたが、なんとか春休みを乗り切ることができてよかったです、お疲れ様でした。西医体まで時間もあまりないので、29も早急に出れるようにしないとですね^^;

新歓、お疲れ様でした。こっからまた練習がんばっていきましょう!西医体まであと何を詰めるか、何ができるかしっかり各自、各ペアで話し合って一回の練習ごとに進歩していこう。またプレイヤーミーティングしたいと思います。

春休み最終週の練習について書きます。
4/1 は、かなり強弱の強い海面、抜けてオンデッキ〜ブローでフルハイク〜メイン抜く風域でした。主にバングシーティングではしりました。頻繁にバングを抜いたり入れたりを繰り返すような風でした。ブローが抜けた後、抜いてるつもりでもまだ入れすぎているタイミングも多く、その辺はリーチの開きやパワー感で判断できるようにしていかないとです。ブローの報告の精度は上がってきたので、次はブローの状態、どれくらいのやばさのブローなのか、ヘッダーなのかなど一歩先のレベルで予測するように意識していきます。ブローが入る前に予測してぐっとしっかり起こすこと、それと同様に、抜けるときには予想して戻ること。外れてもオッケー。予測が外れたら実際はどうだったか、予測とのズレを感じとって自分の感覚とすり合わせていくのが大事だと思います。
強風のリーチングはヒール角一定を意識しました。スピードのアップダウンや波乗せに合わせたラフベアに対応して、ヒールトリムして、ラダーの抵抗を少なくするのがいいようですが、難しくまだまだ練習が必要そうです。
トラベラーでも一本はしりましたが、よく言われるように、今回のような強弱が強い海面では反応が追いつかず、あまり使えないです、また別のコンディションで練習してみます。あと、トラベラーを使ってる間は、メインセールの方に意識をさいてしまって上り練のとき他艇の位置関係、上り角、コンパス、波など、みるべきポイントが意識から薄れることも多く、使いこなすのはスキッパーとの役割分担なども含め要練習だと感じました。

4/2.4はオンデッキ、ブローでフルハイク、時々下デッキくらいの風でした。スタートからのラウンディングでは、振れを意識してコースを引く練習をしました。特に4/4は細かく振れていたのでいい練習になったと思います。しっかりブローがどちらに振れるか予測してそれに対して自艇のポジションをしっかり有利な所に置く練習。少し個人的に気になったのはこの日のラウンディングはオーバーセイルしている船がいつもより多かったような気がしましたが、どうでしょうか。ブローをとりに右に出過ぎてた気がしました。何本かのラウンディングでは、スタボロングで、ブローが右に見えていて、右に振れると予想されたので、ブローをとりに右に展開はするものの、右に出過ぎず、タックしてロングをはしる。さらに右に振れてオーバーセイルをする可能性もあるから、エンド付近まで出過ぎずタックしてリフトで上ってくってのがよかった場面も多かったと思います。ブローが抜けて左に振れ戻る可能性もあるから、スタボでロングはしって下先行しとく方が良かったんじゃないかと思う場面が何回かありました。この日の海面はブロー重視ではあったけど、ブローに近づきつつもロングを潰すってセオリーも忘れないようにせんといけないと思います。ラン二ングに関しても振れジャイブが重要だと思うのですが、まだまだ感度が高くないです。基本は風のプレッシャー、はしってる感覚で感じることが多いようですが、本当に風の振れによるものか確かめるにはマストトップの風見が有用なようです。サイドステイの風見でもいいですが、マストトップのものの方が真の風向に近いのでそっちを見るほうがいいようです。

スタ練ではこないだ横井先生が貼って下さったホームページに書いてあった、
「いいスタート…
フルスピードのクローズで、スタート信号後1~2秒でスタートラインをきる。

よくあるスタート失敗…・スタートラインをスタート信号と同時に、ジャストできろうとする。・予備加速なしで、いきなりフル加速しようとする。・クローズより落として加速する。」
というのを特に意識してやりました。 「フル加速はクローズでやります。ベアしちゃだめです。加速のために使うスペースはウエイティングラインからスタートラインまでの距離で、風下の船とのあいだのスペースはスタート後にクローズを走るために使うスペース」ってのを意識しました。
スタートラインまでの距離感が十分なら自分のタイミングでフル加速、リコールの危険があるならぶっちぎらず左右の船にバウを合わせて隠れて出るのを練習しました。リコールのリスクも減るし出遅れることも少なくなったしすこしずつ良くなってきたと思います。

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コメント: 4
  • #1

    田辺 (金曜日, 17 4月 2015 13:32)

    新歓お疲れさまでした!
    今日の新入生発表がどきどきであまり授業集中できていませんが…なるようになると信じてます笑

    4月の頭はスナイプはハプニングつづきでドタバタしていましたが、新入生も入ってくるのでなるべく早く29も出せるようにしたいですね(>_<)

    上りのコースは風の強さ、波の高さとかその日のコンデションでなにを重視してコースを引くのかが今一まだ自分の中で確立できていません。セオリー通りロングを走りつつ、どのタイミングでショートを刻むか、他艇との位置関係とか、タクティクスてきな要素ももちろん関係あるけどそれ以前の風の振れをしっかり予想してのコースが全然まだまだです。
    この前の練習で順番にラフしてからのラウンディングでは、後ろの順番でスタートしたときに全然前の艇に追いつくことができませんでした。この前読んだストラテジーの話では″ひとつ前の艇、ひとつ後ろの艇と勝負する″ことが大事だとかかれていました。
    最初からハンデをもってスタートしたといえど、ひとつ前の艇に追い付けるようにしないとなと思いました(;-;)
    そのために
    ・自分達のミスはなくす
    ・相手がミスしてくれる(とくにレグ)
    ・根拠のあるギャンブルをする(風の振れ、ブローをとりにいく)
    を意識していきたいと思います。

  • #2

    野田 (木曜日, 30 4月 2015 21:51)

    「一つ前の艇、一つ後ろの艇と勝負する」これは結構大事だと思います。前の一艇に追いつこうとして振れタックなどを繰り返してるとそれが成功したとき全体としての順位がぐっと上がってくると思います。

    レースではスタート直後でもゲイン確定ができるならタックはするけど、基本的には序盤は特定の艇に対して振れでむやみに打ちすぎず、コース引きの原則にそって、フレッシュ、ロングを基本的にしっかりはしって、その上でレグ中盤の艇がばらけた頃から、後続艇をケアしつつも、一つずつ前の艇を抜かす、振れを意識したコースを考えるのがいいかなと思ってます。

  • #3

    まりお (火曜日, 05 5月 2015 18:06)

    強風は難しいね。
    最近思うのはやはりセールの形。
    必要以上に浅くしてしまうとほんと遅いです。
    スナイプは強風によって顕著にメインセールの形が変わってしまう(浅くなる)と思うので
    もしスピードが足りないならば深く、パワフルにしてメインを出してみるしかないよね。
    カニンガムとアウトホールを引けば、
    深いままリーチだけ開いてくれる(ような気がする)ので最近気にしています。

  • #4

    まりお (火曜日, 05 5月 2015 18:41)

    ありぴーへ

    コース引きについてだけれど、とりあえずやんさんのパワポを熟読!!笑
    それ以上に関しては、日頃からストラテジー(自然を踏まえたコース引き)を考えていかなければ、レベルアップは絶対無理だと思う。
    天気について予想できなければ、それ以上のタクティクスもできないしね。
    (どっちに振れるかわからなかったら、艇団の右も左もない。)

    少なくとも
    ①練習前から天気図を読んでくる。1日の風の動きを来る前から予想する。
    ②毎回のラウンディング毎に最低3回はコンパスを見る。
    (レース前・ライン流す時・スタート1分前)
    これくらいやって始めて風を読める練習をしていることになる。
    ちゃんとやっていたのは、やすか&やすくらい(しかもかなり後半になってから)
    俺は全然できてません(苦笑)去年はデータ取るだけで終わった。

    和医大クルーのレベルアップを期待しています。