レイライン改

ポリクリをやってると暇な時間はやってきます。

そんな時ヨットのことを考えると無限に時間がつぶせますね。。

ヨットやっててよかった(笑)

 

 

最近、レイラインについて考えてみました。

レイラインは上りレグで唯一、ヨットが1列に並ぶ瞬間です。

つまり半艇身、更には数センチの差が一気に一艇身まで広がるチャンスの場ってこと!

まさにタクティクスの見せ場だし、絶好の練習状況なので頭をフル回転して下さい。

 

一列になることの他に、レイラインの特徴は

1⃣スタボであること

2⃣インをとれれば抜けること

 

スタボアプローチとポートアプローチの欠点はあらかじめチームで話し合っておくべき。

どっちのアプローチをするかによって見るところやタスクが違うと思うしね^^

 

スタボアプローチでの時に注意しなければならないポイントは

1⃣マークを意識し過ぎて上らせないこと。

  →俺もよくやってしまうが、慣れないピンチングはかえって落ちる原因。

   最初不可能だと思っても、bestVMGがやっぱり一番上る。

2⃣ポートの艇を意識すること。

  →この場合、ポート艇といっても2パターンある。

   一つはミートするポート艇のリーバウに注意すること。

   これはチームのうちどちらかが必ず見ておかなければならないし、

   下らせて対処しなければインをとられて抜かれることになってしまう。

   

   もう一つは前を通過したポート艇のタック後のブランケットに気をつけること。

   これは前を通る艇数が多く、タックし直さなければ廻航できない場合に問題になる。(艇が少ない

   場合はタックし直すことを強いられないことが多い。)

   前を通る艇が多い場合は、ポートアプローチしてくる艇ばかりに気をとられず、必ず後続のスタボ

   艇を観察してタックできるタイミングを伺っておくべき。ブランケットに入れられた後の遅すぎる

   対処は、後続艇に抜かれることを意味するので、粘らずに後続艇に抜かれないタイミングでタック

   し直す。

   とにかく後続艇に気をつけること。レイラインは順位が決まる場なので、何よりも抜かれないよう

   にすることが重要。

 

ポートアプローチの時に注意しなければならないポイントは

1⃣スタボアプローチの艇をあらかじめ見ておく

  →上りの間にスタボアプローチの艇が多いかどうかくらいは予め把握しておく。多ければ当然レイラ

   インに乗せにくくなる。アプローチが上マークに近ければ近いほど、リーバウの難易度も上がると

   思うので、多いか少ないかを知っていることでアプローチの距離に影響が出るはず。

2⃣他のポートアプローチ艇に負けない。

  →上りレグ中に後ろを通らされたり、通らせたりした僅差の小競り合いがレイラインでいったん収拾

   がつき、順位が決定する。少なくともレイラインに乗る前のスタボの時には、何番に回れるかを把

   握しておく。

   どうしてかというと、どんな僅差の接戦でも必ず一艇身リードするチャンス!だから。アプローチ

   の途中で後ろを通ってでも、必ずレイラインでは前に出れるコースを意識するようにする。

 

 

・・・眠くなってきたし、特に俺が考えただけの内容なので中身はないです。

わざわざ読んでくれた人ありがとう。

あと、前も書いたけどホームページのスケジュールを更新しといて下さい。

あと俺が言えることじゃないけど、オフシーズン前に片付け・お掃除大会を開催しなきゃだね;;

艇置くとこ汚い。(笑)

 

 

5回生 山田万里央

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コメント: 2
  • #1

    ありぴー (日曜日, 23 11月 2014 21:50)

    ポリクリお疲れ様です!

    レイラインをのせるときに気を付けること、考えうることってほんといろいろな要素がありますよね(;o;)
    それを一番痛感したのははじめて大きなレースに出た今年のコメディカルでした。普段の練習とは比べ物にならないほどの数多くの艇の列ができてるのを目の前にして呆然としてしまった記憶があります…

    山田先輩のに少しだけ私なりに思うところを加えさせてもらうと…
    スタボアプローチのリスク
    ・遠くからレイラインぴったしにのせた場合
    ①風がふれたときにオーバーコースになる可能性がある
    ②ヘッダーが入ったときに結局レイラインをのせ直し上マーク付近で小刻みなタックを刻み減速(船の数が多ければ多いほどマーク付近でのタックは危ない)
    ③ぎりぎりでのせたために、無理して上らせてなんとかタックせずに無理やりマークを回ろうとすると、失速したまま走る距離が長くなる

    ①~③のいずれも、まりおさんが上に書いてくれたように他の艇のホープレス、ブランケットにはいってしまったらなおさら厳しくなる条件だと思います。

    ①~③は遠くからスタボでレイラインにのせるのではなく、ある程度の距離、確実にレイラインに乗せれる距離になるまではポートアプローチにすることでリスクは減らせるのかなと思います。

    ③に関しては無理して長い距離のぼらせたまま走るより、しっかりとベストVMGをキープしながらタイミングを見計らってしっかりと出来る限り失速しないタックを決めた方がいいし、蛇勢で上らせれる範囲で入れるくらいなら、最後まで上らせずにスピードを落とさずに粘って、最後の最後のだけクイっとのぼらせて入る、感じなら最小限のロスですむのかなって思います。

    いずれにせよ、クルーの立場で頑張らなきゃいけないのは
    絶対抜かれちゃいけないポイント(とくにマーク回航)で、絶対にミスらないこと、
    かりに万が一ミスったとしても、そのミスの影響が最小限になるようにリカバリーすること、だと思います。
    それが出来ないから自分は困っているのですが…(^^;

    残り少しの限られた練習の中で、OFFにいいイメージをもっていけるように、ラスト頑張ります!

  • #2

    まりお (金曜日, 28 11月 2014 00:17)

    >ありぴー
    山田先輩です。笑
    遠くからアプローチするタイミングは結構あると思う。
    右海面が有利なタイミングだと特に多いと思うしね。
    本当に最近思うのは、足りないと思う時ほどスキッパーはベストVMGにすべき。
    特に遠くからのアプローチは足りないと思いがち(遠くでもオーバーしてると思う時はヤバいほどオーバーしてる。切腹もの。)
    上らせて遅いと流されて更に落ちるしね。

    上マーク付近でタックしまくる現象は和医大に多いと思うけど、これは改善しなきゃな。タックするタイミングは常に伺うべき・・・というか、大会だとそのタイミングはほとんどないから、「タックするチャンスを見逃さない」スキルを身につけるクルーが最高。笑

    最近ミートの時「スタボー」とかだけ言う子が多いように思うけど、基本的に安全のための掛け声ってだけなので、他にやらなきゃいけないことも考えるように。ミートするタイミングは焦るほど考えることが多いはずですよ。