また台風・・・&470リーチング基本☆

土曜日はせっかく練習できたのに、日曜日・月曜日の雨(><)

まだまだ艇速もひどい状態なのに散々です。

来週は2年生がテスト期間に入ってしまう代わりに1年生が乗れるようになるので、

ばんばん乗っていけるといいんだけれど・・・

2年生は某教授の留年攻撃に挫けずに頑張れ(笑)

前回あたりから試しにコメントありにします。

アドバイスや質問、新たにわかったこと、匿名の苦情(部内のセクハラw)等あったら書き込んで下さい。

 

今回はいつもの辻堂さんからの抜粋で470リーチングのちょい知識でも。

とりあえず今夏は死ぬほど恥をかいたので、後輩からも教えてもらうぐらい謙虚にいかねばと思っています。・・・というか気づいたことあったら教えてな!!

 

4回生 山田万里央

Q, スピンのとき、ツイーカーはどのように調節すればいいんですか? 

 

ツイカーを使ってスピンをトリムするテクニックはいろいろあるでしょうがそれはおいといて、ツイカーを使うのはスピンを張るためのものですのでスピンの張り方を考えてみましょう。スピンの張り方もいろいろテクニックがありますがそれもおいといて、スピンを張る時の考え方をもう一度確認しましょう。

セールの効果を出す時には、当然風を流すことによってセールに揚力が発生します。その風がどのようになるのか考えてみてください。
風はセールに入りセールの上を流れセールから出て行きます。メインやジブで考えればラフから入りドラフトを流れリーチから出て行きます。セールをトリムする時には、この3つ入り口・真ん中・出口をトリムをしているわけです。メインセールで考えれば、入り口つまりマストトリム、真ん中つまりドラフト、出口つまりリーチをトリムしてセールカーブを作ります。入り口ならばマストのベンドを変えたりします。ドラフトならカニンガムやアウトホールをトリムします。リーチならメインシートやバングをトリムします。
実はスピンも同じです。入り口はポールリフト、ドラフトはガイ、出口はシートでトリムをしています。
もし吹いてきたりした時や、風が安定している時などはこの入り口・ドラフト・出口、3つを全部トリムをするのは大変です。そこで3つのうち1つに集中できるようにしてやるやり易いです。
そんな時にはまず入り口を固定してあげます。メインならマストのベンドを固定してあげます。ジブならばラフを固定してあげます。マストならプラーを入れて固定します。ジブならばサイドステ-を後ろにしてラフのテンションを上げてやります。
スピンも同じです。トリムをやりやすくするために風の入り口を固定してやると良いのです。特にスピンはすこしのトリムでカーブが変わってしまいます。そこで入り口とドラフトまで固定してやるとよりトリムがし易くなります。
そんな時便利なのがツイカーです。入り口のトリムのポールリフトを助け、ドラフト位置のトリムのガイを助ける便利物です。吹いてきた時にポールが持ち上がらないようにスピンシートを下に引いてやったり、風の力でスピンを風下に持って行かれないようにできるだけガイが伸びないように短い位置でカムができて微妙なトリムがし易くしてくれるのがツイカーなのです。
何故ツイカーがあるのか分かってもらえると思います。今ではツイカーの役目はこれだけではなくいろいろなテクニックがあると思います。本当の意味が分かれば裏ワザもいろいろ出てくるでしょう。それは自分で探し出しましょう。
ところで、ツイカーを使うということは入り口とドラフトのトリムをしないで済むという「さぼり」の道具でもあるかもしれません。風が弱い時やトリムをたくさんした方が良い時などは、ツイカーでサボらずがんばってトリムをしてくださいね。

 

 

Q, スピンを張っているときのリーチングですがタイトリーチとブロードリーチのバングはどのようにしたらよいですか?

 

リーチのカーブはいつでも同じにすると良いです。
判りやすい基本形はブームとトップバテンが平行にすることです。
クローズの時はメインシートによってブームの位置とリーチのテンションを一緒にコントロールしています。
しかしクローズ以外では、メインシートは主にブームの位置のコントロールに限られています。
リーチのコントロールはほかのものに頼らなければなりません。
それがバングです。
その時の目安がトップバテンになります。
クローズもアビームもランニングもブームの延長上から見た時のリーチカーブはほとんど同じように見えるようにコントロールして良いと思います。


Q, 波があるときはバングをいれたほうがいいですか?あと強風のタイトリーチでオーバーパワーのときはバングは抜いたほうがよいでしょうか?」

要はアビームでのリーチコントロールはバンクでしか出来ないことです。
そしてバンクを掛ければその分、マストがサイドベンドするので、メインが浅くなるというデメリットもあります。
従って、強風時などはリーチをバンクで合わせようとすると、その分セールは浅くなるので、そのバランスを考えて、浅くなりすぎたならバンクを緩めて深さを得て、もっとリーチを詰めたいならバンクを引くという調整が必要なんです。
さて波があろうが無かろうがリーチは合わせておく必要があるので、リーチが合うところまでバンクを引くのは言うまでもありませんが、強風時には前記のようにセールが浅くなりすぎることもあり、パワーが必要ならメインの深さを得るためにバンクを緩めることもあるということを覚えてください。
それとバンクが効いてない状態のアビームで波に合わせてパンピングをしても、セールをツイストさせるだけでパンピング効果は得られませんね。

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